みち子の食卓

多嚢胞性卵巣症候群と診断された主婦の、節約と糖質制限ブログ

みち子の妊活記録 #1 多嚢胞性卵巣症候群と診断されるまで

こんにちは、みち子です。

 

今日は、みち子の妊活について

つらつらと書いていきたいと思います。

 

同じように悩む、どこかの誰かに

届けばうれしいなぁと思います。

 

ブログのサブタイトルにもありますが、

みち子が糖質制限を始めたのは、

多嚢胞性卵巣症候群、というものが原因です。

 

これは、みち子の中での理解なので、

間違いもあるかもしれませんが…

 

多嚢胞性卵巣症候群というのは、

卵巣内の男性ホルモンが多いことが原因で、

以下のような症状が出る体質のことです。

 

・卵胞がなかなか成熟しない

・未熟な卵胞は排卵が難しい

排卵できない卵胞は卵巣内にたまっていく

 

簡単に言えば排卵障害?

 

原子卵胞はたくさん残ってるのに、

うまく排卵できないなんて、悲しい…。

 

この排卵障害の体質ですが、

はっきりとした原因はわかっていないようです。

 

ただ、血糖値を下げるホルモンである

インスリンと卵巣内の男性ホルモンには関係があるようで。

 

この体質の人の中には、

隠れ糖尿病や糖尿病予備軍の人も多いんだとか。

(多嚢胞=糖尿、という訳ではないと思います。)

 

インスリン抵抗性(糖に対するインスリン

効果が弱まって、過剰にインスリン

分泌されてしまう状態)が有ると、

男性ホルモンが増加する、という事みたい。

 

まぁ、そこは素人には理解が難しい、

複雑なステップがあるんだと思いますが。

 

とにかく、インスリンの値爆上げ状態は

みち子にとって良くない…!

と理解しています。

 

素人考えではありますが、

少しでも体質改善につながればと思い、

糖質を制限したり、

糖質のとり方に気をつけたりしている訳です。

 

前置きが長くなりましたが、今回は

みち子が婦人科を初めて受診して

多嚢胞と診断されるまでを、

少しお話ししたいと思います。

 

みち子は、

2017年の頭に26歳で結婚しました。

夫の転勤のため、仕事を辞めて

見知らぬ土地にやってきました。

 

新しい環境にワクワクしながら、

田舎暮らしや旅行を楽しんで。

 

結婚式もしたし、

パートで少し働いたりもしました。

 

しかし、入籍から約2年。

なかなか赤ちゃん来てくれない…。

 

2018年末ごろ、初めて婦人科を受診しました。

生理が来るたびに襲われるモヤモヤした感情に

疲れちゃったんですね。

 

はやいとこ決着つけようぜ…!

みち子の体よ…!的な感じで。

何か、答えが欲しかったです。

 

みち子は、生理痛が重めだったり、

多少自分の体質への不安があったので、

最初から不妊治療専門の病院に行きました。

 

幸せそうな妊婦さんや

子連れ家族に囲まれての通院はきつい、

という理由もありましたが。

 

夫婦そろって、採血やらエコーやら。

初診は4時間近くかかった記憶があります。

 

田舎に住んでいるので、

病院も往復3時間の道のり。

全部で7時間、かなり疲れました…笑

 

初診で先生に言われたこと。

 

多嚢胞性卵巣症候群だね~」

「チョコレートのう腫の影も見えるね~」

「35歳くらいから、糖尿病に気をつけた方が良いよ~」

「内膜症と腺筋症もありそうだね~」

MRI受けてもらうから紹介状書くね~」

「旦那さんは問題なさそうだね~」

「念のため、手術しよっかね~」

 

もう、みち子は大パニックです。

 

なんか問題あるとは思ってたけど、

思ってた以上に問題多くない?

 

しかも夫には問題なしで、

やっぱりみち子だけが原因だったんだ…。

 

ってか、手術!?

健康優良児のみち子が!?!?!?

 

ってな感じで、待合室でひとり涙目。

鮮烈な不妊デビューとなりました。

 

受診しなければ、結婚しなければ、

不妊じゃなかったのにね。

 

今日からあなたは不妊です、と。

不思議です。

 

まぁでも夫と出会っていない自分は

想像しただけでゾッとするので、

全然良いんですけどね。

 

という訳で、

みち子夫婦の不妊治療のはじまりはじまり。

 

この時は、正直

病院行けば大丈夫でしょ〜って思ってました。

7割の人は通院1年以内で妊娠するって、

説明会でも言ってたから。

 

が、そんなに簡単では無かった…。

 

1年半で200万円を病院に支払い、

我らが得たのは夫婦の強い絆のみ、

と言った所でしょうか…。

 

病院に停まってる医師の高級外車を見ると、

多少なりともイラッとします。笑

 

不妊治療は、

努力が必ずしも結果につながる訳ではないので、

まぁ…割ときついです。

 

専業主婦のみち子は、

金銭面で夫に依存する自分が本当に嫌で。

でも治療のためには、パートすら厳しくて。

 

治療内容によっては、体がきつくて

家事も夫に任せきりの時もありますからね…。

(夫の美味しい親子丼を食べられるチャンスです。)

 

こうなると、自分の存在意義とか

考え出したら止まりません。

 

でもこれ、ほんとにダメ。

ただただ、無駄でもったいない時間。

 

今は、治療に関しては「ごめん」は言わない

という夫婦間のルールのもと、

開き直って元気に生きています。

 

だって

子供がいなくても、幸せなので。

 

幸せは人それぞれ。

悩みも人それぞれ。

 

それさえ忘れなければ、

なんとなく楽しく生きられる気がしています。

 

考えすぎず、シンプルに。

目の前の幸せを大切に。

 

まぁ、たまには泣きますけどね。笑

 

それでは、また~。